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キール海軍記念館のUボート・U995

20140208104448e0d.jpg話を再び映画「Uボート」に戻しますが、この映画は従軍記者Lothar-Gunther Buchheim中尉が潜水艦U96に搭乗取材した経験に基づいて、狭い艦内を舞台に極限状態における水兵たちの人間模様をリアルに描いた作品です。モデルとなったU96艦長のHeinrich Lehmann-Willenbrock中佐は総計28隻、205,000トンの連合軍船舶を沈めた第8位のUボートエースです。彼は戦後商船の船長としても活躍し、1986年故郷のブレーメンで亡くなりました。 
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キール海軍記念館のU995は、映画に登場するU96と同じVIIC型(正確に言うとVIIC型から少し改良したVIIC/41型)、700隻以上製造されたドイツの主力潜水艦です。全長66m、乗組員44名の中型艦。彼は終戦をノルウェーのトロンハイムで迎え、ノルウェー海軍でしばらく服役した後ドイツ海軍財団に買い戻されたものです
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内部の見学は後部の機関室から入って、前方の魚雷室から出るルートでしたが、ここでは前方からご案内します。

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前部魚雷室です。U995には直径53cmの魚雷発射管5本(艦首4本、艦尾1本)、魚雷14本(艦首及び艦尾発射管に5本、予備9本)が搭載されています。航空機魚雷はもちろん、水上艦の魚雷よりもずっと大きいです。魚雷室は居住区を兼ねており、床下は予備の魚雷、床上はベッドになっています。狭い艦内に乗組員44人もいるので、ベッドは交代で使用します。 なお、予備魚雷の9本のうち、6本はここ前部魚雷室に、1本は後部魚雷室、残りの2本は艦外の防水格納筒に収納されます。

ところで魚雷室でまたさっき道を教えてくれたおじさんと会いました。お互い、「おっ、さっきの」という表情をしましたが、結局言葉は通じないまま、笑顔ですれ違いました。

 ↓ 通信室                         ↓ 通信室
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↑ 艦長室、士官食堂も兼ねている         ↑ ソナー室

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発令所。右舷側(写真の左側)は操舵席、中央は潜望鏡、左舷側(写真の右側)は海図机
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航海長の海図机
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↑ 操舵席(水平舵)         機関を制御するためのエンジンテレグラフ ↑
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↑ バラストタンク調節バルブ                  発令所後方↑
面白いことに、計器類は全部飛行機の航空灯と同じ、左弦は赤、右舷は緑に塗られています。ただの偶然かもしれません。
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↑ 潜望鏡                        艦橋に登るはしご ↑
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外から見た艦橋の様子。      各種アンテナと20cm、37cm対空機関砲 ↑

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↑ 下士官室            厨房、そういえば大事なトイレを取り忘れた ↑

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映画では幽霊ヨハンが出没するエンジンルーム。
2基のディーゼルエンジン
1基当たりの出力は1400馬力、
水上航行時の速力は17ノット(31.4km/h)、
潜航時は7.6ノット(14.1km/h)、
非常に鈍いです。
↓ ディーゼルエンジンの後ろは電気室。
  潜航する時は2基のモータ(1基当たりの出力375馬力)で航行します。
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                      最後尾の後部魚雷発射管 ↑

20140210P1010129_m.jpgU995の見学は一通り終わりました。
感想は一言でいうと、
   非常に狭いです。

見学はいいですが、実際に乗っていたら間違いなく発狂しそうです。






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