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2015春の旅(2) インスブルック

旅行の二日目
36時間の旅を終えた私たちは荷物を宿に預けて、時間はまだ朝の10時。
観光センターに行って情報を収集したり、スーパーから食糧を調達したりして、
ミッテンヴァルトの町を散策してのんびり過ごすつもりでしたが、
急遽インスブルックに行くことに決めました。
自分たちがまだ若いと信じて・・・

理由は二つ

一つはインスブルックにはロープウェイがあります。
その日の天気は曇り、イマイチですが、
これからの天気はどうなるか分かりません。
取りあえず滑り止めとして一回ぐらいアルプスに登らないと
何しに来たのか分からなくなっちゃいます。

二つ目はYUMIはザルツブルクとイシュルにも行きたがっていたが、
自分は有名な観光地を避けたい気持ち。
せめて近いインスブルックぐらいに行って飴をあげないと。
結局、ザルツブルクには行かずに済みました。
もちろん本人も喜んでのこと

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インスブルックはミッテンヴァルトからローカル線に乗って1時間、1人片道10.1ユーロ
標高1000mから標高500mのインスブルックに向かって、
谷に沿って下りながら、町と牧場を眺めるチロルでも屈指の絶景路線です。
インスブルックに遊びに行くミッテンヴァルト地元のドイツ人グループも大興奮、
地元なのに!

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凱旋門
元々はマリア・テレジアの息子の結婚を祝して建てられたものですが、
建設中に女帝の最愛の夫が死去したため、
門の南面には「生と幸福」、北面には「死と悲しみ」
のモチーフが刻まれています。

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インスブルックは南北山に挟まれているそれほど大きくない町
アルプスの綺麗な雪山を眺めながら駅から旧市街に向かって歩きます。
その圧迫感はここでしか味わえないです。

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道両側の商店街も商売繁盛
YUMIはショーウィンドウに飾ってある民族衣装に夢中
買ってやれないけど。

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北へ20キロはドイツ、南へ20キロはイタリア、
西はスイス、東はザルツブルク、
古くからアルプスの交通の要所のインスブルック
今は観光の町としてたくさんの国の人たちで賑わっています。

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ヨーロッパではよく見かける住所も兼ねての店のシンボル
今までこれほど凝っているものは見たことがありません。
さすが時計職人

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観光名所の黄金の小屋根
1500年皇帝マクシミリアン一世が権力を示すために作り、
2657枚の金箔を施した銅板で覆われています。

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ハプスブルク家と共に繁栄し、
マクシミリアン皇帝やマリア・テレジアに愛されたこの町は
「ハプスブルク帝国の陰の首都」とも呼ばれ、政治の中心でもありました。

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ゴシック様式の聖ヤコブ寺院
同じドイツ語圏でありながら、ハプスブルク家とドイツ南部のバイエルン地方はカトリック
カトリックの大聖堂の装飾はやはり華麗

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photo by YUMI
東京の気温が25度に上昇したこの日のインスブルックは10度未満
それでも遅い春が訪れました。

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photo by YUMI
愛の誓いもこれからどんどん溜まっていくでしょう^_^

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photo by YUMI
自分がコーヒーを買いに行く間、YUMIのカメラに向かって自らポーズをする二人
ナンパ?(笑)
まだまだいけるんじゃん

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イン川(Inn)を挟んで町の北はノルトケッテ連峰
これからロープウェイ乗り場に向かいます。


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コメント

No title

くぉらぁ!ドイツのいなかジジィ!!
YUMIちゃんにコナかけるなんて10年早いぞ!!

しかし町を睥睨するアルプスの威容,南アルプスの比じゃないね(;^_^A

インスブルックと言えば!

私の中では冬季オリンピックですね。
競技とか選手の記憶はありませんが、地名だけは印象あります。
素敵な街並みですね。憧れます。

話は変わりますが、わたくし早起きでして5:00起床です。
すぐBS3のクラシック倶楽部やEテレのテレビで○○語を見ます。
ただ見るのが趣味です。
ドイツ語は火曜5:30からやっています。
ダンケとイヒりーべディヒしかわかりませんが・・・

No title

おぉ~♪
かっこいい~♪スナップショット♪
( ̄▽ ̄+)♪キラキラ
昔、学生時代に習った御名前もチラホラ(笑)

って・・・
ナンパですか?(笑)
オイラもYUMIさんをナンパしたい~(笑)

Re: No title

siennaさんへ
アルプスの圧迫感はやはり本物です。
思ってたよりずっと垂直に聳えています。
さすが氷の力はすごいですね。

Re: インスブルックと言えば!

ばんぶうさんへ
私も早起きですよ。
仕事の関係で5:30です。
起きたらすぐ7chをつけます。
YUMIは夏は5時半、冬は7時半、
農耕民族らしく、
日の出に合わせています(笑)。

Re: No title

昆布ちゃんへ
昆布ちゃんなら成功すると思いますよ。
毎回面白い記事で好感度がどんどん上昇中^_^

No title

おお〜! ハプスブルクのエナジーがガンガンと〜(・・;!! いろいろありつつも、古代ローマから「ローマ」という名称を受け継いできたと思うと、感無量です^^;

わたし、アントワネットが大好きで(それ以上にポンパドゥールさんも大好き)、その関連でマリア・テレジアさんもいろいろ気になってます。

4年ほど前に、彼女の若き日の絵を都内で鑑賞したんですが、絵の巨大差におどろきました。
(ただその後、とある美術家の教授と知り合って、その絵の話をしたところ、日本に運んだのは本物かどうかはわからないと言われて、結構ビックリしました。真偽は謎のままですが・・・。)

Re: No title

ゆかさんへ
アントワネットはもっとも悲運の王妃の一人とも言えるでしょう。
そもそも歴史は当時の政権に都合のいいようにしか書かれていないし、
後世の人たちはさらにその歪んだ記録を見て、こうあってほしいように解釈する、
もっとも不確実さを伴う学問だと思います。
それは毎年の大河ドラマを見ればよく分かります(笑)

恐らくアントワネットへの中傷も民衆が王室に対する憎悪と、
貴族の陰謀?(例えばバリー夫人)によるものが多いでしょう。
本当の彼女は政治結婚と大革命の犠牲者かもしれませんね。

ポンパドゥールはよく知らないですが、
機会があったらぜひ話を聞かせてください。

No title

ポンパドゥールネタということで再来しちゃいました^^;

フランス映画(出演、言語など全てフランス)で
「ポンパドゥール侯爵夫人」という5時間(汗)の
映画があるのですが、これがものすごく良いできです。
史実と照らし合わせても、あまり奇妙なところもなく、
フレンチユーモアから涙涙までいろいろあります。

意外に知られていないのはモーツアルトが
ポンパドゥールとわずかとはいえ顔見知りだったことと、
晩年の彼女はおそらくは淋病だったろうというとこです^^;

ヴォルテールと合作して、ルイ15世といっしょに
ヴェルサイユの庭で行った舞台劇などもあったそうです。
ポンパドゥールについては、
ロシアの女帝エカテリーナの書面などからもいろいろと浮かんできますです。

Re: No title

ゆかさんへ
ご丁寧にコメントをいただき、ありがとうございます。
あれからポンパドゥール夫人についていろいろ調べました。
なんと現大統領官邸エリゼ宮は彼女の邸宅の一つだとか、
アントワネットの政治結婚にも彼女の働きがあったとは・・・
意外なところで繋がっているのも歴史の面白いところですね。
5時間の映画、暇を見つけて見てみます。
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