薩摩硫黄島(6) 穴の浜温泉

GX7 + KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8
鬼界カルデラの壁に沿って

島の観光案内板から拝借
島の反対側にある穴の浜温泉を目指します。

GX7 + KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8
現在硫黄島では地熱と火山ガスを利用して水素を作る計画が進められています。

GX7 + KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8
まず平家城展望台に登って偵察
下に見える海岸は穴の浜
降りられるかどうかは心配ですが・・・

GX7 + LEICA DG NOCTICRON 42.5mm / F1.2
降りることさえできれば海岸に沿ってどこまでも行けそうですが、
潮が上がると戻れなくなるので要注意。

GX7 + KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8
遠くに見えるのは50km離れている鹿児島の薩摩富士・開聞岳

GX7 + KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8
竹島
その手前は1934年の噴火でできた昭和硫黄島
素晴らしい海を眺めながら、ランチ&休憩

GX7 + KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8
13時の干潮に合わせて、いざ出陣

平家城の手前、道の右側に
「穴の浜遊歩道」と書かれた壺が置いてあります。
インターネットなり、YouTubeなり、いろいろ調べて、
ジャングルの中を藪漕ぎしながら崖を降りる・・・と
大変なことを想像して覚悟もしましたが、
意外と簡単に行けちゃいました。

GX7 + KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8
と言っても浮石がゴロゴロしていて足場が非常に悪いです。
安全のためにカメラを鞄にいれたので、
途中の写真はないですが、
崖下の比較的平坦な所で撮った1枚です。

GX7 + KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8
下に降りれば、この絶景!
(崖の上は平家城展望台)

GX7 + LEICA DG NOCTICRON 42.5mm / F1.2
エメラルドグリーンに見えた海は
間近で見ればもっと白っぽい緑色、むしろミルク色に近いです。

GX7 + LEICA DG NOCTICRON 42.5mm / F1.2
ここまで来ればもう温泉はどうでも良くて、
ただ目の前の絶景を楽しむだけで大満足です。
と言ってもやっぱり温泉を探す。
けどなかなか見つかりません。
穴の浜温泉は干潮の時にしか入れません。
気象庁の潮位データから計算できます。
http://www.data.jma.go.jp/kaiyou/db/tide/suisan/
使い方はセセキ温泉の記事をご参照ください。

1日に2回の干潮がありますが、
私たちが行った日の夜中1時の潮位は3cm、午後1時の潮位は79cm。
干潮を狙って行ったとはいえ、
浜は完全に海に埋もれていました。
山田べにこさんが行った時の海面と岩の位置と比べると一目瞭然です。

私たちが行った時、潮位80cm

山田べにこさんが行った時の潮位は恐らく数cmしかありません。
( 「山田べにこの野天湯へGO!」 より)
とにかく

GX7 + LEICA DG NOCTICRON 42.5mm / F1.2
どこを探しても見つかりません


GX7 + LEICA DG NOCTICRON 42.5mm / F1.2
残念!
いっぱい遊んで、帰ろうとした時、
「見て、あれは湯気?」とYUMIが叫びました。

iPhone
本当だ!湯気が立っています。
(写真には写っていないですが)

測ってみたら59.1℃。
見事な温泉です。
これでYUMIの働きにより温泉が見つかり
最後の最後で目標達成!

GX7 + KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8
車道の左側(穴の浜温泉の反対側)に
ウタン浜温泉(大谷温泉)に降りる道があります。
こちらにも降りてみましたが、
同じ苦労をするなら絶対穴の浜がお勧めです。

GX7 + KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8
同じ島の北海岸沿いにあるのは坂本温泉
干潮とその前後の時にしか入れない天然の温水プールです。
穴の浜から歩いて1時間もかかりました。

温泉はプールの底から湧き出ていて、
45.4℃。適温です。
や~ 楽しい冒険でした。
温泉はともかく、
グリーンの海を近くで眺められる場所は
なかなかないので、大満足!
ただ硫黄岳はランクAの活火山
穴の浜も東温泉も火口から2km圏内です。
(2kmは噴火すると石がたくさん飛んでくる距離です)

行かれる前に気象庁HPから最新の噴火情報をチェックしたほうがいいです。
http://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/STOCK/activity_info/508.html
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コメント
そうか、野天湯へGO!でした!!
Re: そうか、野天湯へGO!でした!!
ばんぶうさんへ
うっかり入ると火傷する場所もあるから、
温度計は大活躍しました。
しかもいろんなものを計れて結構面白いです。
列島縦断の新婚旅行でしたね。
開聞岳は帰りの飛行機からも見ました。
富士山そっくり、薄い霧がかかっていて、とても幻想的でした。
硫黄島編はまだハーフタイム、
次回は少しディープな話を書こうと思います^o^
うっかり入ると火傷する場所もあるから、
温度計は大活躍しました。
しかもいろんなものを計れて結構面白いです。
列島縦断の新婚旅行でしたね。
開聞岳は帰りの飛行機からも見ました。
富士山そっくり、薄い霧がかかっていて、とても幻想的でした。
硫黄島編はまだハーフタイム、
次回は少しディープな話を書こうと思います^o^
No title
ううむ(;^_^A
もはや秘湯探訪というより,秘境探検!!
しかもシースルーゆみっぺ刑事が湯気を発見!!
えー!!!
それで入浴なし?!あいらぶニューヨーク♪
もはや秘湯探訪というより,秘境探検!!
しかもシースルーゆみっぺ刑事が湯気を発見!!
えー!!!
それで入浴なし?!あいらぶニューヨーク♪
No title
シエナさんへ
素晴らしい東温泉があるから、
あえて入りませんでした。
確かに温泉を探検しただけで終わっちゃいましたね。
何しに行ったんだろう。
ニューヨーク、
いいね、
今度一緒に行きましょう(笑)
素晴らしい東温泉があるから、
あえて入りませんでした。
確かに温泉を探検しただけで終わっちゃいましたね。
何しに行ったんだろう。
ニューヨーク、
いいね、
今度一緒に行きましょう(笑)
No title
こんにちは!
さすがKAZUさん!穴の浜温泉行きましたか〜
僕らは降りても上がってくる勇気がなかったので...
でも平家城展望台から見る鮮やかなブルーには、かなり誘われました〜
帰りのセスナでは、硫黄岳の周囲をぐるっと回ってもらった時に
東温泉の先の方にも鮮やかなブルーの浜が見えました
なので硫黄島はどこでも温泉が湧いているんでしょうね
秋田さんにお願いして、もっとディープなところへ連れて行ってもらえばよかったな〜
さすがKAZUさん!穴の浜温泉行きましたか〜
僕らは降りても上がってくる勇気がなかったので...
でも平家城展望台から見る鮮やかなブルーには、かなり誘われました〜
帰りのセスナでは、硫黄岳の周囲をぐるっと回ってもらった時に
東温泉の先の方にも鮮やかなブルーの浜が見えました
なので硫黄島はどこでも温泉が湧いているんでしょうね
秋田さんにお願いして、もっとディープなところへ連れて行ってもらえばよかったな〜
No title
薩摩ともなると、大地のパワーがすごいですね。
それにしても45度・・・。
熱いのが苦手なわたしにはハードル高そうです^^;
九州、やっぱり良いとこですね☆
それにしても45度・・・。
熱いのが苦手なわたしにはハードル高そうです^^;
九州、やっぱり良いとこですね☆
Re: No title
みうくまさんへ
東温泉の先にもブルーの浜がありますね。
グーグルマップの衛星写真をを見たら穴の浜よりも綺麗かもしれません。
実は私はずっとそこが穴の浜だと思っていました。
ネットの情報によると硫黄島には10箇所の温泉があって、
整備されているのは東温泉、坂本温泉、温泉プールと開発センターの4箇所、
野湯は赤湯、長浜温泉、ウタンの湯、平家城下、穴の浜、北平の6箇所。
赤湯と長浜温泉は港の方で、ウタンの湯は平家城の反対側、
実は私たちが行ったのは穴の浜ではなく、平家城下?
じゃ北平はどこでしょう。
よく分かりませんが、温泉はともかく、景色は絶景です。
東温泉の先にもブルーの浜がありますね。
グーグルマップの衛星写真をを見たら穴の浜よりも綺麗かもしれません。
実は私はずっとそこが穴の浜だと思っていました。
ネットの情報によると硫黄島には10箇所の温泉があって、
整備されているのは東温泉、坂本温泉、温泉プールと開発センターの4箇所、
野湯は赤湯、長浜温泉、ウタンの湯、平家城下、穴の浜、北平の6箇所。
赤湯と長浜温泉は港の方で、ウタンの湯は平家城の反対側、
実は私たちが行ったのは穴の浜ではなく、平家城下?
じゃ北平はどこでしょう。
よく分かりませんが、温泉はともかく、景色は絶景です。
Re: No title
ゆかさんへ
大地のパワーはすごいですね。
日本ではあちこちに温泉が湧き出ていますが、
ゴンゴンと蒸気を吹き出す火山を見ながら入浴する場所はそうありません。
まさに地球は生きているという感じです。
大地のパワーはすごいですね。
日本ではあちこちに温泉が湧き出ていますが、
ゴンゴンと蒸気を吹き出す火山を見ながら入浴する場所はそうありません。
まさに地球は生きているという感じです。
コメントの投稿
そうでしたか、思い出しました。
温度計も必需品でしたね。
シースルーYU-MIんはべにこさんに色気で勝ってますよ。
ミルキーな海の色に白いお肌がお似合いです。
開聞岳が見えるんですね。
今から40数年前の新婚旅行で訪れたのを思い出しました。
あの頃は24歳の純でしたね。
いつから、こうなったのか、回顧。