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湯俣温泉(1)

この間、知り合いのご夫婦と
湯俣温泉の野湯探索に行って来ました。

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今回目指す湯俣温泉は燕岳を挟んで
中房温泉の反対側、高瀬川の上流にあります。

高瀬川には揚水発電方式の新高瀬川発電所があり、
上部調節池に高瀬ダム、下部調節池に七倉ダム
それぞれ建設されています。

(揚水発電:夜間等の余剰電力を利用して
下部調節池から上部調節池へ水を汲み上げておき、
電力需要が大きい時に再び水を下部調節池へ
流すことで発電する方式)

自家用車で行けるのは七倉ダム近くの七倉山荘まで。
そこから高瀬ダムまで6kmの車道を徒歩で上るか、
タクシーを使います。(1台2200円)
高瀬ダムから湯俣温泉まで片道10km、
徒歩で行くしかありません。


前日の深夜、七倉山荘に到着して駐車場で車中泊
駐車場に綺麗なトイレがあります。
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ここから先は自家用車が入れません。
朝7時に準備完了、タクシーもすでに待機していました。
しかし上流高瀬ダムの砂を運ぶ
36台のダンプカーの通行が優先されるため
30分も待たされました。仕方ないです。

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高瀬ダム
高さは176m、黒部ダムに次ぎ国内第二位の高さ
と言っても黒部ダムは186mだから、その差はわずか10m。
黒部ダムはアーチ式コンクリートダムだから、
高瀬ダムはロックフィルダムとしては国内第一位です。

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ロックフィルダム:内部は粘土、その両脇に砂、
さらに外側は岩石で覆われる構造を持つダム
まるでお城です。

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材料の大部分は湖の底から採取した岩盤を使っています。
この花崗岩の重さは100トンです。

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8:40、出発
注意:高瀬ダム周辺では携帯が通じません。

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GX7 + LEICA DG NOCTICRON 42.5mm / F1.2
出発してすぐに一個目のトンネル
高瀬トンネル、長さ934m

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GX7 + LEICA DG NOCTICRON 42.5mm / F1.2
行きはいつもハイテンション

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二個目のトンネル
ワモリトンネル、長さ313m

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photo by YUMI GX7 + LEICA DG NOCTICRON 42.5mm / F1.2
コンクリートの水抜き口から温泉が流れ出ていました。
ぬるいですが、温泉です。

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GX7 + LEICA DG NOCTICRON 42.5mm / F1.2

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GX7 + LEICA DG NOCTICRON 42.5mm / F1.2
湖の対岸、鳥帽子岳の方向

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GX7 + LEICA DG NOCTICRON 42.5mm / F1.2
最初の4kmは東電管轄の林道

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GX7 + LEICA DG NOCTICRON 42.5mm / F1.2

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photo by YUMI GX7 + KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8
東沢付近、水の色は綺麗なエメラルドグリーン

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三つ目のトンネル、東沢トンネル

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photo by YUMI GX7 + KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8

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photo by YUMI GX7 + KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8
東沢トンネルと第五発電所を過ぎると
林道も終わり、いよいよ山に入りますが、
平坦でとても歩き安い道です。

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GX7 + LEICA DG NOCTICRON 42.5mm / F1.2
所々木橋が壊れていて、慎重に渡ります。

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林道終点から30分ほど歩いたら
名無小屋に到着
中は4畳程の畳部屋、
薪ストーブもあります。




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GPSによる実測
高瀬ダムから名無小屋まで
所要時間1時間40分、距離5.4km

名無小屋を過ぎるとやや深い森に入ります。
途中新鮮ホヤホヤの熊のを二度目撃しました。
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肉食女子と                  草食男子

ヒヤヒヤしながら熊のを通り過ぎて、
今度出て来たのは・・・・
蛇が苦手な方は閲覧注意
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GX7 + LEICA DG NOCTICRON 42.5mm / F1.2
久しぶりに撮れました。

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4つ目、最後の無名のトンネル

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GX7 + LEICA DG NOCTICRON 42.5mm / F1.2
森を抜けました。

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photo by YUMI GX7 + KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8

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GX7 + LEICA DG NOCTICRON 42.5mm / F1.2


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photo by YUMI GX7 + KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8
最後の30分は高瀬川に沿って歩きます。

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GX7 + LEICA DG NOCTICRON 42.5mm / F1.2
振り返ると針ノ木岳
近くの工事現場にヘリが頻繁に往復しています。

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GX7 + LEICA DG NOCTICRON 42.5mm / F1.2

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photo by YUMI GX7 + KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8
雪溶け水で水量が多くて流れも速い

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GX7 + LEICA DG NOCTICRON 42.5mm / F1.2

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photo by YUMI GX7 + KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8
そろそろ晴嵐荘のにおいがして来ました(笑)

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GX7 + KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8
着いた、晴嵐荘

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ここまで所要時間2時間40分、距離9.2km

次回はさっそく、
湯俣の野湯探険へGO!

つづく


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コメント

造ることが楽しそうなダムですね。(笑)

綺麗な登山道ですね、マイナスイオンたっぷりの涼やかな風が吹いて来るようです。
荷物が重そうですが、水はアルプスのミネラルウオーターが流れているので、持って行く必要は無さそうですね。(笑)

まさしく野天湯へGO!だなもし

こりゃまたすごい工程。
お若いなあ。
朝、BS3で田中陽希の日本2百名山見てますが、
彷彿とさせる山々のすばらしさ。
また縦走のすがすがしさ、感じております。

ロックフィルダムはわたしは、
御母衣ダムがお馴染みですが、趣きありますね。

最初の地図の右下のまだ下のほうに、
有明温泉があり国民宿舎有明荘があります。
うん数十年前にかみさんと行きましたね。
車一台がやっと通れる道で、電話は衛星電話でした。
今の写真を見ると改装されているようです。
私が行ったころは古く、温泉も半露天風呂でした。
師匠のブログに投稿した、
真夜中おじいさんを介護して
若きご婦人が入ってきた話はここです。

No title

ひええ(・・;

野生の蛇さん・・・
しかもこの橋はこれまた怖いです;;
まるで三国志の蜀へと繋がる剣侠みたい><

YUMIさんのお写真、いつも白い雲の描写に魅かれます。

No title

ふうむ(;^_^A
ダンプ36台か…ダムの発電が最も環境にとって過酷だと言われる所以ですね.
うわー!!ダンプのせいで,ゆみっぺの入浴シーンの前に「つづく」になっちゃったよ.
まるで巨人の星の展開じゃん.

Re: 造ることが楽しそうなダムですね。(笑)

遥さんへ
中房、奥鬼怒、本沢・・・
一泊する温泉と比べたら今回は日帰りだから、
荷物も楽だと思っていたけど、
山料理を楽しむYUMIのために
結局あんまり変わらなかったです(笑)

Re: まさしく野天湯へGO!だなもし

ばんぶうさんへ
有明荘は知っていますよ。
中房のちょっと下にありますよね^o^
あの話はそこでしたか。
私は新調したザックのベルトを有明荘の前でなくしました。
まだどこかにあるかな(笑)

蛇が撮れたのは全くの予想外でした。
これで新i-262v-531シリーズはやっと準備完了
なかなかそこまで辿り着かないのが問題ですが(笑)

Re: No title

ゆかさんへ
絞りはいくら、シャッタースピードはいくら・・・
自分は理屈で撮るが、
YUMIは感覚で撮ります。
ピンボケを量産するけど、
時々全然思いがけない角度から撮ってくれます。
男性と女性の感性は違いますね。

ここの橋も怖かったですが、
次回もっと怖いものが登場します。

蛇さん
遠くから見るにはいいんけど、
うっかり踏んだら最悪です(><)

Re: No title

シエナさんへ
ダムのことは何も知らなかったのですが、
今回タクシーの運転手さんからいろいろ話が聞けました。
容量を圧迫する砂はダムの大敵、
高瀬ダムの堆砂は想定の1.7倍のスピードで進行していて、
毎日ダンプ36台で絶え間なく運んでも間に合わず、
設計では100年の寿命は後残り30年とか・・・
(数字は正確に覚えていない)
作って終わりと思ったダムはこんなに
手間と維持費がかかるなんて知りませんでした。

ただ火力と原子力の発電効率を高めるには
陽水発電は魅力的ですね。
その分環境に貢献しているかもしれません

>ゆみっぺの入浴シーンの前に「つづく」
テレビCMの常套手段*\(^o^)/*

No title

晴天に恵まれ、素晴らしい写真の数々!
自分も一緒にトレッキングしている気分になります
オレンジのトンネルの写真、最高〜
球状石灰石や湯俣温泉、話には聞きますが
10kmの道のりかぁ〜
...
スイスイ歩いていくお二人に
ついていけるかどうか...不安(汗)

次回の入浴編楽しみです☆

Re: No title

みうくまさんへ
トンネルの出入り口のライトだけはオンレンジ色、
全くの偶然で撮れました。
私たちは写真を撮りながら登るので、
いつもゆるゆるカメのスピードです(^_-)
>次回の入浴編
きっとガッカリすると思います(笑)

No title

こんばんは~^^
ご無沙汰しております。
とっても素敵なシーン、場所の一つ一つが素晴らしいですね。
撮りたいな~ここって場所がたくさんありました。

Re: No title

KENさんへ
新緑のこの季節、青空も気分も爽やかで、虫もまだ少ないし、
旅に出かけたいですね。
KENさんならもっと綺麗に撮れるでしょう(^_-)
ブログの更新も楽しみにしています。
のんびりやりましょう。
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