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道東1000キロの旅(4) 雌阿寒岳登山&オンネトー

雌阿寒岳は阿寒山群の主峰で、日本百名山の一つです。標高1499m(1500mにあと1m足りません、なんとかならないのかな)、今も活発な噴火活動を続けています。登山路は阿寒湖畔コース・野中温泉(雌阿寒温泉)コース・オンネトーコースの3つあります。

一番短いのは野中温泉(雌阿寒温泉)から出発するコースで、頂上との標高差は820m、2時間前後(休憩含まず)で登れます。コースタイムが短い分、傾斜がきついです。登りは大したことないけど、下りは若干大変かも。3合目から樹林が低くなり、4合目から急に視界が開き、どこからでもオンネトーを一望できる絶景です。

それに比べるとオンネトーコースはわりと緩やかです。けど森林限界は7合目なので、展望は野中温泉コースほどではないです。

今回私たちは野中温泉から登って、オンネトーに下るルートを選びました。野中温泉コースの絶景は疲れをぶっ飛ばしてくれるし、雄大な阿寒富士を眺めながら下るオンネトーコースは下りやすく膝に優しい。オンネトーコースの8合目から1時間あれば阿寒富士にも行けたが、私たちはその後野湯探検があるから、今回はパスしました。

オンネトーに降りてから野中温泉までは1時間ぐらいかかる遊歩道が通じています。これは意外となめてはいけません。あまり重要なことじゃないので、記事の最後に書きます。

あとやっぱり北海道ですので、熊と蜂に気をつける必要があります。火山ガスに注意する看板もあちこちにありました。
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↓ 朝7時野中温泉登山口の駐車場に到着。かわいいワンちゃんが写っていました。
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                                 駐車場のトイレ、とてもきれい。 ↑
トイレはここ野中温泉とオンネトーキャンプ場にしかありません。また看板は温泉旅館景福のものです。ここの温泉はとてもいいお湯で、源泉は透明だが空気に触れると乳色に変わります。地元の方から勧められて、YUMIとKAZUも入りたかったが、時間の関係で今回はお預け。

車の中で着替えと準備を済ませ、7時半から登山開始。3合目まではひたすらアカエゾマツの森の中を登ります。
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2合目と3合目の間です。樹林がだんだん低くなっていきます。
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 ← 3合目付近です。

3合目を過ぎると登山路が大きく左へ曲がります。そして視界が一気に開き、思わず深呼吸 ↓
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↓ 4合目からはハイマツ帯
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↓ 傾斜はきついですが、
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↓ 振り返ると、こんな絶景が
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↓ オンネトーが見えてきました、きれいなブルー。
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↓ よく見ると陰にピースサインが
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↓ 絶壁です                    ↓ こんな道のしるしも
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↓ 6合目からまたきつくなります
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↓ もう言葉がでません。下に見えるのは野中温泉
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9合目から頂上まではあまり高低差はないが、
登山路は斜めなので、風強い日は要注意。
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9合目を過ぎるとオンネトーが見えなくなるが、代わりに右側の火口から阿寒富士、左側には阿寒湖と雄阿寒岳の大パノラマが広がります。 山頂はもう目の前です。
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雌阿寒岳は何度も噴火を繰り返して複雑な山体をつくりました。
まずは西側の火口です。
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火口の底にたまった雨水でできた青沼と赤沼。地熱の強さ、溜まった雨水の量によって、出たり消えたりして、色もさまざまな条件で変わるそうですが、その日、色鮮やかな青沼と赤沼を見れて、本当に幸運でした。
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↑ 噴気孔の規模は小さいが、音は会話が聞こえないほど大きいです。
また驚いたことに、火口の中にたくさんの鳥が飛んでいました。やや不気味でしたが、こんな不毛な地に生命の強さを感じさせられました。

西側の火口は地獄のような光景でしたが、一方東側の火口は対照的に癒し系の風景です。 
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その日、私たち以外に登山者がほとんどいませんでした。たまたま登山路で会った大阪から来られた方と仲良くなりました。彼はバイクをフェリーに積んで来たそうです。「記念石碑は割れているが、お二人の仲が割れないように」と言いながら、ツーショットを撮ってくれました。さすがに落ちがないと落ち着かない大阪の方ですね。お蔭様で、ハッピーな写真ができました。
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下山開始
西側の火口を大きく回り込むように下ります。噴煙の中を通り抜かなければなりません。
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↓ 噴煙がどんどん漂ってきて、硫黄の匂いがすごかった
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↓8合目、ここから阿寒富士山頂まで往復1時間です。ここを過ぎると緩やかになります↓
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↓ この角を回れば                 ↓ オンネトーが見えてきました
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↓ 森の中にこんなことも             ↓ オンネトーに着いた
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20131003P1060278.jpg ここはオンネトーキャンプ場です。左側2つ小さな小屋はトイレ、真ん中の建物は管理事務所です。オンネトーから野中温泉に戻る遊歩道はここからスタートです。気持ち的には山登りがもう終わっていたので、ここから1時間の道程は正直精神的にきつかったです。

ところで、阿寒湖・雌阿寒温泉・阿寒湖温泉・阿寒湖畔コース・雌阿寒温泉コース・雌阿寒・雄阿寒・・ともかく「阿寒」の文字が案内掲示板や地図にやたら出て来るので頭を常に明晰に保つ必要があります。特に野中温泉と雌阿寒温泉の呼び方に要注意。キャンプ場でもらった地図には「野中温泉の標識あり」と書いてあったが、実際遊歩道の標識には「雌阿寒温泉」と書いてありました。山の向こうには阿寒湖温泉もあるから、紛らわしくて、アカ~ン

実際遊歩道の最後の最後でKAZUが大失態を演じました。まだ着かないなぁと思って、ふと地図には「野中温泉」、標識には「雌阿寒温泉」と書いてあることに気づき、一瞬阿寒湖温泉に向かっているのではないかと勘違いしました。「やばい、道に迷った、引き返そう」と言い出したKAZUに対して、YUMIは「前に進もう」の一点張り。結局、前にわずか100m進んだら、目的地の野中温泉駐車場に着きました。引き返したらとんでもないことに。やったね、YUMI

午後2時半野中温泉駐車場に戻りました。朝7時半から登り始めたので、7時間の旅でした。7時間の内訳は、登り2時間、下り2時間、オンネトーから野中温泉まで1時間、写真撮影と休憩・昼ごはんに2時間でした。

雌阿寒岳を後にして、私たちは屈斜路湖へ野湯探検に行きました。


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コメント

絶景っすね(^^)/

澄んだ青空、オンネトーの美しい姿 ...
赤沼、青沼も ...
ヤバイくらい天気に恵まれた登山ですね。
写真を見て、自分も登りたくなりましたぁ~(^^)/

Re: 絶景っすね(^^)/

札幌温泉人さんへ

足元の荒涼とした風景と周囲の緑の
グラデーションとのコントラスは最高でした。
本当に汗をかいて登る甲斐がありました。
快晴にも恵まれて、ラッキーでした♪
             by YUMI
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