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スコットランドの旅(12) フォースブリッジ

5日目の朝、5時の始発に乗ってEdinburghへ大移動。

私たちと他に電車を待つ2,3人の乗客が自然とホームの歩道橋に上がって、星の鑑賞会
Venus(金星)がきれいだねとみんな澄んでいる星空を見上げていました。

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GX7 + LEICA DG NOCTICRON 42.5mm / F1.2
行きはAberdeen経由のやや遠回りの4時間長旅
車内にテーブルとコンセントが備え付けられているから、
写真を見たり、コーヒーを飲んだり、仕事をしたり(><)して
全然退屈はしませんでした。

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GX7 + KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8
駅の売店がくれた新聞
もらうと水が0.5£安く買えるので...
いちおう読んでるフリをしてみました(笑)

Dundeeという町を過ぎると、
朝焼けの中に美しい橋が突如表れ、
YUMIが思わずシャッターを押しました。

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photo by YUMI GX7 + KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8
全長3264メートルのTay橋

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初代Tay橋が完成したのは1877年
世界一長い橋でした。

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しかし当時風圧に対する研究はあまり進んでおらず、
完成したわずか2年後の1879年、
風速36m/sの風に耐え切れず
走行中の列車を巻き込んで崩落。

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犠牲者は75人でした。

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GX7 + LEICA DG NOCTICRON 42.5mm / F1.2
2代目のTay橋は1代目が崩落した10年後の1887年に開通し
130年経った今でも現役です。

Tay橋崩落の教訓から風に対する研究が一気に進められ、
のちのForth橋、Eiffel塔の建設に大きな影響を与えました。

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photo by YUMI GX7 + KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8
しばらく走ると、ちょうど太陽が昇る頃に
今日の最初の目的地Forth橋を渡ります。

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GX7 + LEICA DG NOCTICRON 42.5mm / F1.2
Edinburghの一歩手前、Haymarket駅
ここで各駅停車に乗り換えて、3駅ほど戻ります。

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GX7 + LEICA DG NOCTICRON 42.5mm / F1.2
Edinburghから来たローカル線

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GX7 + LEICA DG NOCTICRON 42.5mm / F1.2
Edinburgh空港 RWY06END
惜し~

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GX7 + LEICA DG NOCTICRON 42.5mm / F1.2
無人のDalmeny駅で下車
Forth橋に一番近い駅です。

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GX7 + LUMIX G VARIO 100-300mm / F4.0-5.6
ホームの歩道橋から

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GX7 + LUMIX G VARIO 100-300mm / F4.0-5.6
3キロ先まで一直線

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GX7 + LUMIX G VARIO 100-300mm / F4.0-5.6


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駅は高台にあるため、車道を歩くとかなり遠回り
線路下の遊歩道を歩けば最短距離10分ほどで橋に行けます。

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GX7 + LEICA DG NOCTICRON 42.5mm / F1.2


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photo by YUMI GX7 + KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8


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GX7 + KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8
Forth橋は1890年に完成し、全長2530m
海面から一番高い所までは104m、線路の高さは46mもあります。

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GX7 + LUMIX G VARIO 100-300mm / F4.0-5.6
Tay橋の教訓からとてつもなく強固に設計され、
使用した鋼鉄が51000t、リベットが800万個に昇りました。

ペンキを塗るだけで3年以上もかかり、
Painting the Forth bridge (フォース橋にペンキを塗る)という
「いつまで経っても終わらない」ことを例える言い回しまで生まれました。

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GX7 + LEICA DG NOCTICRON 42.5mm / F1.2
通過する列車と比べればその巨大さが分かります。

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GX7 + LEICA DG NOCTICRON 42.5mm / F1.2


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GX7 + KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8


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GX7 + LEICA DG NOCTICRON 42.5mm / F1.2


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GX7 + LUMIX G VARIO 100-300mm / F4.0-5.6


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GX7 + LUMIX G VARIO 100-300mm / F4.0-5.6


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GX7 + LEICA DG NOCTICRON 42.5mm / F1.2
船と比べても、やはりデカい!

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GX7 + LEICA DG NOCTICRON 42.5mm / F1.2
Forth橋は2015年に世界遺産に登録されました。

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GX7 + KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8
隣はForth道路橋

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GX7 + LEICA DG NOCTICRON 42.5mm / F1.2


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GX7 + KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8
見る見るうちに天候が悪化し始めたので、
急いでEdinburghに向かいます。

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GX7 + LEICA DG NOCTICRON 42.5mm / F1.2
昼ご飯
おじさんから5種類のパンを1個ずつ購入

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GX7 + LEICA DG NOCTICRON 42.5mm / F1.2
ところで、おじさんの車はどうしたの?
かすり傷?


余談ですが、
本来中央銀行のイングランド銀行しか通貨を発行できないはずですが、
それに納得しないスコットランドは、独自に通貨を印刷しています。
しかも銀行ごとにデザインが異なり、なんと3種類もあるらしいです。

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例えば同じ5£でも
イングランド銀行はエリザベス女王とチャーチル元首相ですが、

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グラスゴーに拠点を置くClydesdale銀行の5£はForth橋。

基本スコットランドが発行した通貨はイギリス全土で使えますが、
見慣れていないイングランド人も多いようで、
イングランドで使うと手間がかかることもあるそうです。

まして法定通貨ではないため、
日本で両替するのは無理でしょう(推測)。

記念に持って帰ったこの5£...
30年後は10£で売れるかな?


余談の余談ですが、

5£札の写真に線を入れたのは、
決して自分が真面目だからではなく、
線を入れないと写真のレタッチができないと、PCに言われました。
今時のソフトはすごいわ~

つづく


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コメント

新時代への架け橋

スゴいに尽きる橋ですね。
ダイナミックと言うかなんちゅうか。
歴史を感じます。
これはかなりの鉄を使ってますね。
元鉄屋としては感慨深いです。
分野は違いますが。
橋の数々、感動しました。

No title

おぉ~♪
素敵な『世界の車窓から』的お写真♪
そしてビックリするほどの豊富な知識♪
ずっと『へぇ~♪』ボタンを押しっぱなしです(笑)
( ̄▽ ̄+)♪キラキラ

Re: 新時代への架け橋

ばんぶうさんへ
鉄は国家なり!
今回の記事はきっとばんぶうさんに気に入っていただけると思いました(^O^☆♪

Re: No title

昆布ちゃんへ
こちらもずっと『へぇ~♪』ボタンを押しながら...
全部ネットからのパクリです(笑)

Tay橋が訛って鉄橋になったのでしょうか?

レールがガタガタな感じですが、酔い止めの薬は大丈夫ですか?
手作り感いっぱいのパン屋さん、良い感じですね。
後ろのグリルはベーグル用かな?(イギリスの食事の知識がほぼ有りません。)

Re: Tay橋が訛って鉄橋になったのでしょうか?

遥さんへ
望遠レンズの圧縮効果のせいか、
レールの歪みがはっきりしていますね。
左右にも曲がっていますし、
柱と柱の間も下に凹んでいます。
130年の歳月を感じさせます。

パン屋さんのパンはサイズも日本の2倍以上あり、美味しかったですよ。

No title

素敵な写真・・・コメントとても興味深くいってみたくなります。いつも楽しみにしています。

Re: No title

中年ライダーbobyさんへ
お褒めの言葉をいただきましてありがとうございます(^。^)
イギリスには魅力な場所が他にもたくさんありますが、
少しでも雰囲気をお伝え出来たら嬉しいです。

Tay橋はあまりにも立派でしたので、
気になってネット検索してみたら、初めてこんな過去があるのを知りました。
旅に出ると、いつも意外な発見がありますね
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