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ドイツからポーランドへ(5) ヴィエリチカ岩塩坑

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クラクフ市内からバスで行きますが、
券売機はポーランド語の表示しかないと思って、あきらめました。
(今更ですが、下にLanguagesのボタンがありましたね 苦笑)

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そこでアパート前のKIOSKで購入。
おばあさんがとても親切で、バス停の場所まで案内してくれました。

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50分有効の乗車券で十分だそうです。
一人130円ぐらい

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GX7 + KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8
駅西口から、304番のバスが出ています。

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GX7 + KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8
ここは始発です。

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タイムスタンプは発車ぎりぎりを待って刻印しました。

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GX7 + KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8
45分間走って
Wieliczka Kopalnia Soli のバス停で降りました。

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GX7 + KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8
ここはT字路になっていまして、
向こうは帰りのバス停です。

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GX7 + KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8
売店が並ぶ道を3分歩くと
ヴィエリチカ岩塩坑に到着

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GX7 + KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8
岩塩坑の見学はツアーのみで自由見学はありません。
ポーランド語以外、6ヶ国語のツアーがありますが、日本語はないです。
私たちは朝9時からの英語ツアーに参加しました。

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GX7 + KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8
中に入って、いきなり階段。
ひたすら降ります!

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踊り場の番号が53になった所でやっと終わり
ちょっと眩暈がしてきました。
地下64m(20階建て相当)
ここで岩塩坑の歴史など最初の概要説明が行われました。

岩塩坑の採掘は11世紀から始まり、1250年に王立企業となって、
1996年の商業発掘中止まで最古の製塩企業として稼働していました。
1978年にクラクフ旧市街と共に登録された世界遺産第1号でもあります。

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GX7 + KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8
もっとも深い場所は地下327m、
全長は300km(東京から琵琶湖)

観光客が見学できるのはほんの一部の全長3.5kmの坑道
岩塩を掘って作った彫刻や礼拝堂を3時間かけて回ります。

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GX7 + KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8
キンガ姫の伝説
13世紀ポーランド王と結婚することになったハンガリーの王女キンガ姫が、
どうしても気乗りしなかったため、
婚約指輪を故郷ハンガリーの岩塩坑に投げ捨てました。

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photo by YUMI GX7 + LEICA DG NOCTICRON 42.5mm / F1.2
それから10年後、ポーランドの小さな村ヴィエリチカで
王室指輪が見つかったとの噂を聞き姫が見に行ったところ、
なんとそれは自分が10年前に捨てた指輪でした。

当時ポーランドは塩の輸入国。
ヴィエリチカもチッポケな岩塩坑で、
ハンガリーから輸入された岩塩の一時置き場でもありました。
たぶんその中に姫の指輪が混ざり込んだでしょう。

これは神様のお告げに違いないと信じ、
国家プロジェクトとしてヴィエリチカを発掘したところ
大規模な岩塩の鉱床が見つかりました。

当時、金と同じ価値がある岩塩はポーランドに莫大な富をもたらし、
国家予算の1/3も占めていたそうです。

キンガ姫は生涯に渡って慈善活動を行い、
王が死んだ後全財産を売って民に与え、
修道院で余生を送りました。

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GX7 + KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8
カジミエシュ3世
14世紀ポーランド最盛期の王でした。
50ズウォティ紙幣を飾る人物でもあります。

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GX7 + KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8
1493年に岩塩坑を訪れたコペルニクス
地球は動いてる!
コペルニクスがポーランド人であることは初めて知りました。

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GX7 + KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8
発掘を説明するために作った模型も凝っています。

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GX7 + KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8
17世紀の運搬システムを再現

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photo by YUMI GX7 + LEICA DG NOCTICRON 42.5mm / F1.2


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GX7 + KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8
火を使って危険なメタンガスを燃やしている様子

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GX7 + KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8


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GX7 + KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8


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photo by YUMI GX7 + LEICA DG NOCTICRON 42.5mm / F1.2
壁も床も岩塩

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photo by YUMI GX7 + LEICA DG NOCTICRON 42.5mm / F1.2
ガイドさんに「舐めてもいいよ」と勧められましたが、
みんな遠慮しました(笑)

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photo by YUMI GX7 + LEICA DG NOCTICRON 42.5mm / F1.2


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photo by YUMI GX7 + LEICA DG NOCTICRON 42.5mm / F1.2
塩の地下水

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GX7 + KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8
19世紀ごろに掘られた妖精たち

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GX7 + KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8
どんどん下に行きます。

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GX7 + KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8
1860年に建てられた小さな教会に入りました。

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photo by YUMI GX7 + LEICA DG NOCTICRON 42.5mm / F1.2


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photo by YUMI GX7 + LEICA DG NOCTICRON 42.5mm / F1.2


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GX7 + KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8
岩塩坑には大小40の教会があって、
その中で一番大きいのは地下101mにあるキンガ礼拝堂で
1890年から70年の歳月をかけて1963年に完成したものです。

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GX7 + KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8
全部塩でできているとは、本当に素晴らしいです。

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GX7 + KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8
しかも芸術家ではなく、ここで働いた鉱夫達の手により造られたもの。

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photo by YUMI GX7 + LEICA DG NOCTICRON 42.5mm / F1.2
「最後の晩餐」

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photo by YUMI GX7 + LEICA DG NOCTICRON 42.5mm / F1.2


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photo by YUMI GX7 + LEICA DG NOCTICRON 42.5mm / F1.2


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photo by YUMI GX7 + LEICA DG NOCTICRON 42.5mm / F1.2


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photo by YUMI GX7 + LEICA DG NOCTICRON 42.5mm / F1.2
ガラスに負けない美しい塩のシャンデリア

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GX7 + KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8
ミハウォヴィツェの間、17世紀

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GX7 + KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8
木の柱はいったいどうやって建てたのか想像がつきません。

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GX7 + KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8
とても美しい地下湖
バロンチの間
水深は9mもあります。

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GX7 + KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8
ピウスツキの間
ポーランドが誇る音楽家ショパンを聴きながら、
しばらく余韻に浸りました。

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ツアーの終点は地下135m
土産品の売店とレストランがあって、
ここからエレベータで一気に地上に戻ります。

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帰りのバス停

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平日は10分に1本、週末は20分に1本
結構走っています。

3時間はあっという間でした。
日本から遠いですが、
一生に一度は行く価値がある場所だと思います。

つづく


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コメント

料理にはクレイジーソルトを愛用しています。

昔はどうやって空気を送ったんでしょうね、チョット息苦しくなります。
それにしても素晴らしい彫刻の数々、壁にレンガ模様、床に石畳、良い仕事をしています。
どこかの隅にYUMIさんのお尻を彫刻してくれば良かったのに。(笑)

No title

先ずはバスのチケットのやり方。
タイムスタンプですか、なるほど。
バスの雰囲気も、なるほど異国だ。

岩塩抗なるものお初です。
これはスゴい。
そんな中世に掘られていたとは。
当時は電気もなかったのに、酸欠にならなかったのかなあ。
岩塩は強固なのでしょうね。
岩崩れも少なかっのでしょう。
抗の補強も木材ですものね。
造形物や教会も芸術品です。
いやはや何もかもに感嘆符です。

No title

おぉ~♪
美しいですねぇ♪
( ̄▽ ̄+)♪キラキラ

途中、作業してる人の模型は、
日本の鉱山の復元を彷彿してしまいましたが(笑)

Re: 料理にはクレイジーソルトを愛用しています。

遥さんへ
クレイジーソルトはYUMIも愛用しています。
煮込んだスペアリブをフライパンで焼いて、
クレイジーソルトを振りかけると、
味は私が大好きなシュバイネハクセにそっくりです。

世界遺産にお尻、大変なことになります。
芸術のために……今度頑張ってもらいますか(笑)
あの地下水と地下の湖は
冷たいだけで「冷泉」と思えば温泉ですよね。
モデル魂が燃えるか?

Re: No title

ばんぶうさんへ
地下の仕事には常に危険がつきものですね。
今は換気扇かもしれませんが、
数百メートルを歩くたびに重い二層の扉があります。
先頭を歩くガイドさんは一つ目の扉を開けて、
全員を入れてから、最後の人はその扉を閉めたのを見て、
またガイドさんは二つ目の扉を開ける(宇宙船みたい)
それぐらい風が強かったでしょうね。

Re: No title

昆布ちゃんへ
そうかもしれませんね(笑)
非常にクオリティ高いです(^。^)
それに辛くて危ない点においても
どの国の鉱夫も同じでしょうね。
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